数日前より自宅畑できゅうりが収穫できるようになりました。3本植えた苗から現在は毎朝2~3本の収穫。鮮度のいいところを朝食でいただきます。
食べ方はシンプル。味噌をつけて丸かじり。しかーし、味噌はただの味噌ではない。アサツキを擦りおろし一年間熟成させた特性味噌。忘れてしまい一年間冷蔵庫に入れっぱなしになっていたものですが。
アサツキのエキスが味噌にしみ込み、しっとりとしたまろやかな風味で新鮮きゅうりとの相性はバツグン。今年もアサツキの収穫ができたのでもらいに来てと連絡が入ったところです。
昨日、若者たちに貿易ゲームをやってもらいました。コロナ対策をしながら静かに行うという新しい進行方法。道具と材料を不公平に分配し商品を作ってもらい売り上げを競うというもの。
道具も材料もないグループは成すすべもなく他のグループを見ている。道具材料が揃っているところは自分のテーブルに全集中している。途中、買取条件の大きな変化が起こる。その情報で動くことが出来たところが大きな売り上げを上げられるのだが、道具材料のそろっているところではその情報すら行動のきっかけにならない。
待てよ!これは私の仕事への向き合い方を表しているのではないか?自分のやらなければならないことに気をとられ、大きな変化を捉えアクションすることをないがしろにしていないだろうか?若者たちに教えられた気がします。
本日、夕方会社に戻ると誕生日の花が届けられていました。天童市倫理法人会加賀善子会長にお持ち頂いたとのこと。誠に有難いことです。いろいろとお話もしたかったのですが不在にし失礼してしまいました。
この年になりますと誕生日を迎えることが出来るだけで有難いことと感じます。この命、世の中のためにお役立ちできるようにとも思います。今の仕事をとおしてお客様に精いっぱいのサービスを提供させていただくことがまずできる社会へのお役立ちなのだろうと。
お客様にいただいたスイーツと紅茶で誕生日茶会をしました。「還暦を過ぎて折り返しに入ったと思っている」と言うと「えー!じゃー120まで生きるんですか?」と社員。確かに。120歳の誕生日を迎えられたらすごいですね。
先日、友人から電話がありました。10数年ぶりに聞く声。現在のバングラデシュのノクシカタ(伝統刺繍)のクオリティーが随分下がってしまったとのこと。それら復活の活動のためにいいノクシカタ製品を見本として集めているとのこと。
35年前、私がバングラデシュから帰国する際に、お土産にとその方がよりすぐりのノシクカタ製品を準備してくれました。当時そそくさと帰国する隊員のために揃えてくれていたものの一つ。長年箪笥の中にしまい込んでいましたがそれらが見本となって又新しい物が生まれてくるとしたら、これまでとっていたかいがあるというもの。
かつてバングラデシュにはダッカモスリンという誠に細い綿糸でつくられた布があったらしい。イギリス植民地時代に消滅させられた歴史があります。伝統工芸はその民族のスピリッツが込められたものであると思います。ノクシカタも大事なバングラデシュの人々の文化であると思っています。
休日の午後、頂いたイノシシ肉を使ってカレーを作りました。狩猟免許を取って3年目。今年は4頭を仕留めたらしい。イノシシカレーは初挑戦。肉をサイコロ状に切り、ニンニク、ショウガ、タマネギをたっぷりすりおろし、香辛料をそろえて準備完了。
それらを混ぜ合わせ、玉ねぎのみじん切りを炒めた鍋に入れて焦げる手前まで炒める。水を入れて沸騰させクローブ、カルダモン、ローリエを入れて煮込む。ちょっと煮るだけでは硬くて食べられない。さすがイノシシ。
最後にパクチーをたっぷり入れて出来上がり。肉はおいしいのだがあぶらが匂う。香辛料の働きを改めて実感。イノシシカレーを作る場合はもうちょっと調理の方法を工夫する必要があるよう。