昨日、若者たちに貿易ゲームをやってもらいました。コロナ対策をしながら静かに行うという新しい進行方法。道具と材料を不公平に分配し商品を作ってもらい売り上げを競うというもの。
道具も材料もないグループは成すすべもなく他のグループを見ている。道具材料が揃っているところは自分のテーブルに全集中している。途中、買取条件の大きな変化が起こる。その情報で動くことが出来たところが大きな売り上げを上げられるのだが、道具材料のそろっているところではその情報すら行動のきっかけにならない。
待てよ!これは私の仕事への向き合い方を表しているのではないか?自分のやらなければならないことに気をとられ、大きな変化を捉えアクションすることをないがしろにしていないだろうか?若者たちに教えられた気がします。
本日、夕方会社に戻ると誕生日の花が届けられていました。天童市倫理法人会加賀善子会長にお持ち頂いたとのこと。誠に有難いことです。いろいろとお話もしたかったのですが不在にし失礼してしまいました。
この年になりますと誕生日を迎えることが出来るだけで有難いことと感じます。この命、世の中のためにお役立ちできるようにとも思います。今の仕事をとおしてお客様に精いっぱいのサービスを提供させていただくことがまずできる社会へのお役立ちなのだろうと。
お客様にいただいたスイーツと紅茶で誕生日茶会をしました。「還暦を過ぎて折り返しに入ったと思っている」と言うと「えー!じゃー120まで生きるんですか?」と社員。確かに。120歳の誕生日を迎えられたらすごいですね。
先日、友人から電話がありました。10数年ぶりに聞く声。現在のバングラデシュのノクシカタ(伝統刺繍)のクオリティーが随分下がってしまったとのこと。それら復活の活動のためにいいノクシカタ製品を見本として集めているとのこと。
35年前、私がバングラデシュから帰国する際に、お土産にとその方がよりすぐりのノシクカタ製品を準備してくれました。当時そそくさと帰国する隊員のために揃えてくれていたものの一つ。長年箪笥の中にしまい込んでいましたがそれらが見本となって又新しい物が生まれてくるとしたら、これまでとっていたかいがあるというもの。
かつてバングラデシュにはダッカモスリンという誠に細い綿糸でつくられた布があったらしい。イギリス植民地時代に消滅させられた歴史があります。伝統工芸はその民族のスピリッツが込められたものであると思います。ノクシカタも大事なバングラデシュの人々の文化であると思っています。
休日の午後、頂いたイノシシ肉を使ってカレーを作りました。狩猟免許を取って3年目。今年は4頭を仕留めたらしい。イノシシカレーは初挑戦。肉をサイコロ状に切り、ニンニク、ショウガ、タマネギをたっぷりすりおろし、香辛料をそろえて準備完了。
それらを混ぜ合わせ、玉ねぎのみじん切りを炒めた鍋に入れて焦げる手前まで炒める。水を入れて沸騰させクローブ、カルダモン、ローリエを入れて煮込む。ちょっと煮るだけでは硬くて食べられない。さすがイノシシ。
最後にパクチーをたっぷり入れて出来上がり。肉はおいしいのだがあぶらが匂う。香辛料の働きを改めて実感。イノシシカレーを作る場合はもうちょっと調理の方法を工夫する必要があるよう。
米沢市上杉博物館で開催されているハッブス宇宙望遠鏡で撮影された写真展を見ました。サムシンググレートとしか言いようのない息を飲むような世界が広がっていました。
ハッブス望遠鏡が宇宙に運ばれたのは1990年。スペースシャトル・ディスカバリーの荷物室に乗せられて。あれから30年。私たちの銀河の外の世界を撮影してくれていたんですね。そこはまるでSFの世界。スケールの大きさが現実のものと感じられないほど。
会場は写真撮影OK。子ども時代に戻ったような感覚でなんだかよく理解できない世界の画像をパシャパシゃとカメラに収めてきました。
M51 距離:3100万光年 大きな渦巻銀河が小さな銀河をともなっていて「子もち銀河」と呼ばれているらしい。互いの銀河の重力によって影響を与え合っているのだそうです。
M106 距離:2350万光年 4本の腕があるのが特徴。白く見える銀河の中心は超巨大ブラックホールなのだと。星はほとんどなく高温のガスと塵だけらしい。
いっかくじゅう座 V838 距離:2万光年以内 太陽の60万倍の明るさのある光星とのこと。煙のように見えているのは塵らしい。塵に光が散乱し明るくなるのだと。
SNR 0454-67.2 距離:16万3000光年 大マゼラン銀河にある超新星残骸とのこと。星と一緒にカメラを構えている自分の姿が写っているのが宇宙に溶け込んだようでちょっと嬉しい。