今月の日経新聞「私の履歴書」の筆者はマーケティング学者のフィリップ・コトラー氏。今まで知らない人でしたが、第一回目の記事に「マーケティングが貧困解消や平和の達成にどう活用されるのか」という極めて興味深いことばが載っていました。
「資本主義をもっと人間の幸福に資するように再構築する方法を考察中」とのこと。「より良き社会を築くことへの興味」は大学で古典を学んだ時に養われたものだと。
マーケティング学者としてこれから一か月どのような話を展開してくれるのか楽しみです。82才になる氏の誕生日が5月27日と私と同じであることもやや共感を覚えるところです。