日経新聞「私の履歴書」の先月の著者は東大寺長老の森本公誠氏。仏教の道に進みながら大学で学んだのはイスラム史の研究。対極にありそうな宗教を学ぶことで仏教の意義を見出したいと。
最終稿の中で紹介したのがギリシャ都市で発見された碑文。『少年のときには良き態度を学び、青年のときには感情を制御することを学び、中年には正義を学び、老年になっては良き助言者になることを学ぶ。そして悔いなく死ぬ』と。
私も年齢的には中年の域まっただ中。毎日の仕事をとおし「明るい社会正義」を提供できるようにと言い聞かせているのですが「良き態度」と「感情の制御」においてまだ未成熟かと。
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