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本日の朝日新聞の「ひと」の欄に心ひかれる記事が載っていました。昨年3月ベルギーで起きた爆破テロで亡くなった夫の制作映画を上映するというもの。

夫の死を伝える米国の新聞に「映画を撮っていた」と記されていた。「彼の最初で最後の監督作品を世に出したい」と使命を得てようやく前を向けたと。

タイトルは「残されし大地」。東京電力福島第一原発の事故後を撮ったドキュメンタリー。「映画を見るたびにジルに会える気がする」と。3月から全国で順次公開予定。