貿易ゲーム

昨日、若者たちに貿易ゲームをやってもらいました。コロナ対策をしながら静かに行うという新しい進行方法。道具と材料を不公平に分配し商品を作ってもらい売り上げを競うというもの。

道具も材料もないグループは成すすべもなく他のグループを見ている。道具材料が揃っているところは自分のテーブルに全集中している。途中、買取条件の大きな変化が起こる。その情報で動くことが出来たところが大きな売り上げを上げられるのだが、道具材料のそろっているところではその情報すら行動のきっかけにならない。

待てよ!これは私の仕事への向き合い方を表しているのではないか?自分のやらなければならないことに気をとられ、大きな変化を捉えアクションすることをないがしろにしていないだろうか?若者たちに教えられた気がします。

 

 

 

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本日は職業能力専門校自動車学科2年生への1回目の授業を行いました。「自動車をなおすのに必要なものは?」という質問に全員が意見を出すブレストから。

今回は識別が難解なシールを使ったグループ分けを。生徒たちも笑いをこらえながらもお互いをくっつけ合っていました。この辺からシニカルに構えていた生徒たちも鎧が取れてきます。

往年の名作「貿易ゲーム」ではリアクションがこちらのねらいどおり。弱点をビッタリ突かれたのが快感だったのか一人の生徒が「いつもの授業の100倍おもしろかった」と。

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