梅エール

先週の土曜日、6月25日にお預かりした4本の梅ボトルが出荷の時を迎えました。1本は途中白カビが発生し煮沸。もう一本は発酵泡が発生したためこちらも煮沸しました。発酵した梅ジュースはやや白濁ぎみ。

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会場の滝山公民館では集められた梅ジュースの瓶詰作業中。これらを更に瓶ごと煮沸して栓をします。最後にラベルを貼って完成となります。

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今年は途中の白カビ発生と発酵がけっこうあったよう。それでも量は十分に足りるようです。並べられたボトルはアートです。8月4日に石巻の仮設住宅に届ける予定。

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6月25日にお預かりした梅ジュースの瓶4本を毎朝ゆっくりと回転させ梅にカビが生えないようにしています。「愛情ゆすり」と言っています。

ところが、その一本の空気に触れている梅の一部が白くなっているのを発見。愛が足りなかったのか?はたまた、邪心が現れたのか?とにかく白くなっているそれらを取り出しておきました。

最終的には煮沸し、保健所の検査を受けるというプロセスをとるため衛生面での問題は発生しないと思われますが、2週間で異変が出てくるとは。一日一回の「愛情ゆすり」では足りないのかもしれません。

 

 

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昨日お伺いしたお客様は「梅エール」というプロジェクトを主催しておられます。もぎ取りされないままの梅を譲ってもらい、梅ジュースを作って被災地の仮設住宅に届けようというもの。

昨年から始まった企画で今年はかなりの梅が集まってきているそうです。問題は資金。カンパにより成り立っています。来月7日にもチェリーランドで募金活動を行う予定と。

今年も4瓶お預かりしました。氷砂糖が解け梅のエキスが出てきたら梅にカビが発生しないよう毎日ゆっくりと瓶を回転させる作業が必要。それらを繰り返し3ケ月もすると絶品の梅ジュースができるというわけです。